P協からのお知らせ


12月22日 教育長との懇談会

令和3年12月22日(水)

令和2年より就任され杉並の白石教育長にと懇談会がありました。それぞれ分区ごとに、教育長に聞きたいことを事前に協議し、当日教育長にお答えいただきました。

 

松ノ木中が所属する3分区(松ノ木、大宮、泉南、向陽、和泉)は「小中一貫教育について」教育長のお考えを伺いました。

 

3分区「小中一貫教育について」

 

杉並区では同じ敷地で過ごす小中一貫校は現在2校(高円寺、和泉)であるが

すべての学校で小中一貫教育をしている

 

小中一貫教育 よりよい人生の基盤を作る。大人になって様々な選択ができるよう学力、体力、心を育てよう。

・一貫 9年のカリキュラム  

【小学校6年間、中学校3年間】つづいている学び。

・連携 子(児童、生徒)先生の交流が必要

 小学校では中学を見据えた授業をし、中学では小学校の授業の中身を理解しよう。(双方で理解することで、中学校では先生の一言で生徒達は小学校で習った事を思い出すことが出きる。小学校では中学校で似たようなことを習うことを伝えることができる)

★小中一貫教育は不登校の原因にもなる中一ギャップの解消の為?  

 →結果的には取り除けるかもしれないが、よりよい人生の基盤をつくり大人になった時に様々な選択が出来るように学力、体力、心を育てることが目的。

★子ども達には階段の段差を低くして乗り越えさせてあげたい。乗り越える経験をさせてあげたい。

 


12月8日 教育委員との懇談会

令和3年12月8日(水)

教育委員との懇談会がありました。

各分区テーブルにお一人の教育委員の方が入っていただき、ざっくばらんな意見を聞くことができました。

松ノ木中の所属する3分区松ノ木、大宮、泉南、向陽、和泉)は「多様化する不登校問題について」教育委員の方々のお考えを伺いました。

3分区 多様化する不登校問題について

 

折井委員

 多様化 LGBT、SNS 等

 

昔 不登校=登校拒否 生徒は学校以外の居場所がなかった

今 不登校、様々な問題がある。

   学校以外での居場所があり、出席扱いになる施設もある

  

PTAとして、不登校問題にどうかかわっていくか。

→個人情報の関係で

 なかなか踏み込めない

 →学校、学級担任の考えにより

 対応が違う

→学校と家庭の考えは合致しているか(そっとしておいて欲しい、毎日訪問してほしい等)

保護者同士のインフォーマルな関係が大事になるのでは?組織(PTA)としてやること、出来る事は難しいのではないか

●お互い知り合えないと、よい対処方法がわからない。

保護者同士のコミュニケーションが大事

ここ数年はコロナの影響により・・・

 PTA活動の縮小。

密になる会議や打ち合わせなどがなかなかできない。

ZOOM 等を使っての会議や打ち合わせ

  実際顔を合わせての会話から

  オンラインでの会話へ。

◎どのようにコミュニケーションを

 とるのか。

◎ZOOMなどでは

  意見の交換がしづらい

 

PTAの負担軽減や活動縮小などで茶話会などを廃止する学校が多い。

★気軽に集まって、話ができる場を設けたい。何気ない話が情報根幹となり、お互いを知るきっかけになる

 

久保田委員

 

最近の不登校の傾向として

特に理由があったわけではなく、理由の不明確な不登校である

10年前、20年前・・・状況や質がかわってきている

 学校の対応も違ってくる

 

タブレットの配布により、オンラインで学校とはつながる事ができるが、「一方的に聞く、顔出ししない」など、学校側からの一方通行になってしまう場合もある

 

★保護者の状態(経済的など)によって子どもへの影響があるのでは?

他区は経済格差、教育格差

杉並区は青少年委員を中心とした、子ども食堂などの働きかけをしてもらっている

◎青少年委員、学校支援本部などの学校を支える地域の人脈

    

PTAは中学3年間という期限があるが、地域の力として学校に係わっていくのがよいかもしれない

 

例:桃四小の

  「サーモン・プロジェクト」

 卒業した児童が何年か経って、また桃四に帰ってきて活動を支援する

 

◎LGBT教育について

 

 更衣室、トイレ、は今後どのように対応していくのか?

 制服(女子がスラックスを選べるようになってきているが男子は?)

 

  道徳の授業で(直接LGBTという言葉は出さないかもしれないが)扱っていくのではないか。

杉並区ではまだ、具体的な事例などはあがってきてはいない

 

  子どもへの教育の前に親への理解が必要かもしれない。

保護者が理解していれば、子どもも当たり前のように受け止めるだろう

 

昔 →父母会、父兄

今 →保護者、保護者にかわる人、保証人

 言い方がかわってきている

   


11月15日(月)P協研修

第2回のP協研修がおこなわれました。

内容:「子どもたちの学びを保護者はどう支えるか~主体的な学びが求められる社会のなかで~」

 

講師:松浦隆太郎先生


9月13日(月)P協研修

第1回P協研修がTeamsでおこなわれました。

内容:「学習評価の観点が変わりました~その背景と新たな観点~」

 

講師:久保広太郎先生(済美教育センター指導主事)

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